効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

地下鉄と蓄電池

地下鉄丸ノ内線に乗っていて、車内広告で、停電してもご心配なくという案内があるのに気がついた。何だろうと思ったら、この車両には非常用の蓄電池が付いていて、停電してもすぐ近くの駅まではその蓄電池の電気を使って動くことができるという内容だった。このような形で蓄電池が使われているとは知らなかったのだが、蓄電池が単に車内照明が停電しても消えないと言うだけではなく、このような形のバックアップに使われるのは、それほど信頼性が高くなり、また、価格も下がったからだろうと考えた。非常用だとはいえ車両を動かすには蓄電池の容量はかなり大きくないと無理だろうし、万一の時にも安定して作動しなければならない。同時に考えたのは、ブレーキをかけるときに発電させて充電し、動き始めるときにはこの電池からの電気を使って架線から大きな電力を取り入れるのを抑制しているのではないかと言うことだった。だがそのような使われ方も聞いたことがないし、これには耐久性も含めてかなりしっかりした物が必要だ。もう少し調べてみたら興味あることが学べるかもしれない。