効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

貸し農園

いま貸し農園の需要が大きいそうだ。郊外地でそうなっているのは肯ける。これも農地法の拘束や、指導者の不足などいろいろ問題があって、自治体が調整しているところもある。友人にも農園を借りて野菜を作っている人が居るが、食べるためが主目的ではなく、農作業をするのが楽しいからやっているようで、できた作物が食べきれなくてこちらにも配布してくれることもある。中にはお店で売っている野菜よりずっと新鮮で美味しいものもある。ただし、量が多いときにはこちらも食べきれず、駄目にしないようにまたご近所へお裾分けしたりもする。最近、都心の駅近くのビルの屋上に貸し農園が増えているという。ビジネスとしてスペースと土を貸し、使う人は帰宅途中など気が向いたときに作業する。忙しいときには頼むと貸し農園会社がある程度は面倒を見てくれるそうだ。中には水耕栽培をしているところもある。仕事ばかりで索漠とした毎日から脱却するよい手段かもしれない。
これとは動機が違うが、最近ミニトマトとキュウリを数本育て始めた。庭はワイフの草花で一杯なので使えない。だから小さなプランターを買ってきて腐葉土を一杯詰め込んだ。普通は少し育った苗を買ってくるらしいが、こちらは確実な収穫を期待してのものではなく、興味本位なので、種から育てることにした。植えてからは毎日プランターを除いていたが、両方とも同じ頃に芽が出てきたではないか。最初種を手にしたときには、こんな小さなものが芽を出すのかなと思っていたのだが、生命力を身近に感じる良い機会となった。水やりは毎日忘れないようになった。もう少し育つと虫除けも考えないといけない。毎日の翻訳作業の合間に小さな緑を見るのは心が癒される。都心の貸し農園はこれから拡大するだろうと感じさせてくれた。プランターに顔を出したミニトマト