効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

異常天候が平常化

今日はどこも強く冷え込んだようだ。20日朝の東京都心は、最低気温が3.6℃と、冷え込みが強まった。11月中旬までに、東京都心で3℃台まで気温が下がるのは、36年ぶりとなると報じられている。北海道では氷点下15℃を下回った所もあった。占冠で氷点下17.3℃、北見で氷点下16.1℃など、今季一番の冷え込みとなっている。今日外出していてバス停に居た人と話をする機会があったが、異常気象という表現が最近は適切ではなくなったという趣旨のことを言われ、強く賛同したのだった。世界有数の観光地スイス・アルプスの氷河面積が今年計890平方キロとなり、最大だった1850年ごろと比べ半減したことも報じられている。地球温暖化の影響で氷河の後退が止まらない状態で、何も対策を取らない場合、2100年にはほぼ消滅する恐れもあるという。COP23で論議されたことは全部後手になっているのかもしれない。自然エネルギーを使って大気中のCO2を大量に吸収する技術を開発しなければならないと思うようになっている。この技術の実用化にはまだ時間がかかりそうだ。