効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

ゴミ発電

昨日家庭ゴミのことを書いた。ゴミが収集された後どのように処理されているかを知る機会は少ない。これから推進されなくてはならないものにゴミ発電がある。ゴミは埋め立て処理されることが中心だったが、そのスペースが少なくなっている今、エネルギーにして回収する方策をもっと考えるべきだろう。我が家から出たゴミは、そう遠くないところにある処理設備で一部は燃やされているのだが、熱として回収して公営のプールの熱源にだけ使われ、後はただ大気中に熱放散されているだけだと理解している。この設備は、周辺住民の反対で、遠くない時期に停止される事になっているが、その代替設備を建設する予定地も決まっていない。今の設備に発電機能を追加して、周辺地域へ優先的に電力を供給するスマート・コミュニティー化を構想し、今は追い出しにかかっている地域住民が、好意的に、あるいは積極的に継続を認めるような戦略はとれないだろうか。やはり地域に何らかのメリットがなければ、ゴミ焼却場はいつまで経っても迷惑施設であり続ける。現在の電力供給問題を足がかりに、新しい役割をこれに与えることはできないだろうか。