効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

出来試合

大飯原発1,2号機が夏までに再稼働させることは最初から予定されていたのだろう。それは仕方のない面もあるが、報道では、電力需要を満たす必要があるから再稼働させるという説明に主眼が置かれ、安全リスクとのバランスがどのように検討されたのかがはっきりしない。これから周辺自治体に飴と鞭を使って無理矢理にでも同意させるのだろう。周辺自治体の首長には、それぞれ演ずる役割が振り分けられているかもしれない。需要に対応できるのは原発だけではないから、他の手段が整うまでの期間に限定して、リスクを念頭に置きながら再稼働させるとする方が次善の策として妥当ではないかと思う。明らかに出来試合だ。再稼働した原発が、津波ではないが強い地震、あるいは通常の故障で止まることは十分考えられる。それに対する一般市民の反応はどのようになるだろうか。