効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

ショウウインドーの断熱

午後一番に車を12ヶ月点検にもっていった。所要時間約1時間ほどなので、読みたかった本を持っていってゆっくり楽しむことが出来た。吹き抜けの展示場の窓側に席があって、飲み物を出してくれたりして、快適な環境だったが、どうも道路に面した窓側から若干だが寒さが入ってくる。高い天井一杯のところまで総ガラス張りになっていて、角地に建てられているから、壁の二面が総ガラス。そこに接客コーナーがあるので、移動しても寒さが輻射してくるのを避けることはできない。窓は大きな単層の一枚ガラスを組みあわしてあり、外もよく見えて景観は良いのだが、おそらく熱反射を防ぐコーティングすらやっていないようだから、空調用のエネルギーを多く使わないと快適性を保てないシステムになっているようだ。今日は晴天で明るかったのだが、天井の照明は全部点灯している。これも展示場としてのアクセサリーとしての効果を維持するためなのかも知れないが、照明としてみれば電気を無駄に使っていることになる。間引き点灯しても良いはずだ。自動車業界は環境に優しいことを売りにしている。これはメーカーだけではなく、販売店も同じポリシーを持っているはず。節電が強く言われている今、照明を間引きしても評価されはしても非難を受けることはないだろう。窓ガラスについては、その断熱を簡易な方法でもよいから実施すれば、空調負荷が小さくなってエネルギー料金が下がって3〜4年で投資を回収できるだろうと思う。これからエネルギーコストも上がることは避けられないのだから、経営としてももっと積極的に対応すべきものだ。そしてその対応策を来客に分かるように伝えることによって、企業イメージも上がるのではないか、などと思っていたら、点検が終わりましたということだった。この担当者に言っても困るだけだろうから、機会があればこの会社の幹部にこのことを伝える機会を見つけるようにしよう。