今日フリースクールみなも通信が郵送されてきた。そして、このＮＰＯの賛助会員を更新してほしいという依頼状も入っていた。このＮＰＯには姪がメンバーとして活動していることから賛助会員になったのだが、6歳から18歳までの子どもで不登校になっている人たちへの対応をしている。姪は大学院で心理学を学んでいるころから関与していて、学んだことを生かす仕事をする傍ら、ここでもカウンセリングやプロジェクトの担当をしている。ユニセフ活動を奈良で行う地域組織に関係していたことから、ＮＰＯの運営は大変だと思っていたが、少しずつでもスタッフが充実され、活動内容も拡がっているのを見るのは嬉しいことだ。あるビルの一室を借りて、常勤スタッフとして3名が居るとはいえ、この組織の決算などを見る機会があると、よくこれだけの給与で常勤として働けるなと感心もし、同情もする。社会の陰になっている部分を改善しようとする意欲が彼らの日常を支えているのだが、人生の全てをこれに投ずることは極めて難しいだろうなとも思う。使命感があるからだというには簡単だが、それに答えて今の2倍ほどは給料を上げてあげられないかと思う。自分にそれを支える資力はない。気持ちを伝える意味で年3千円の賛助会費を更新するのが精一杯だ。
今度のニュースでは、ここで行っているロールプレイングゲームの内容が紹介されていた。コンピュータソフトのＲＰＧツールＶＸを使ってここ独自のゲームソフトを作成しているとのこと。ここを利用している25人ほどの子どもたちが、楽しくコミュニケーションがとれるように工夫されているらしい。基本ソフトにスタッフが工夫を加えて新しいソフトに仕上げる様子も紹介されているが、これだけの情熱を注げるだけの意欲を支えているのは何だろうか。http://homepage2.nifty.com/freeschool_minamo/
