効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

昨日の大阪ガスが発電事業を拡大 についていただいたコメント

Unaさんから『事実関係だけですが、大阪ガスは、PPS登録していますから、PPSが関西電力の送電線を活用して自家発の余剰電力を買い集め、ユーザーに届けるのは全く問題ないし、それこそ多くのPPSがやっていることです。あまり愚痴りたくはないのですが、こういう微妙な誤解流布されることが電気事業制度の議論を歪めていると思います。』という有り難いコメントを頂戴した。こちらの生半可な理解の指摘だ。
大阪ガスがPPSであることは知っていたが、PPSは自前の発電設備からの電力を売っているとばかり思っていて、自家発からも買電しているとは認識していなかった。自家発を持つところが不満に思っているのが余剰分を系統に流すことができないことだという報道を見たこともこちらの誤解を誘っている。大阪ガスが自家発ユーザーにメリットがある買電価格を示せれば、これまででも取引として系統に逆潮ができたのだとすると、エネルギー市場の状況が大きく変わったことで、この取引が成立しやすくなったのだろう。勉強をしなおすことにする。unaさんに感謝。