効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

大阪府、大阪市トップのダブル選挙

大阪府知事に松田氏、大阪市長に前府知事橋下氏が当選しました。ともに維新の会。これからの大阪がどうなるか、期待と不安をもって眺めています。大阪都構想はあくまで構想の段階に留まっているものですから、それはそれとして、特に大阪市の市民生活をどのような方向にもっていこうとするか、具体的施策を早く打ち出してほしいものです。橋下市長の目指しているのは、大阪市の権限縮小ですから、プラスにしろマイナスにしろ、市民に直接影響が及ぶことになります。何か市民に夢を与えるような案も示さないといけないでしょう。大阪市職員との対決姿勢もはっきりしていますから、当面いろいろなことにブレーキがかかる恐れもあります。
エネルギー面で見れば、短期、長期両面で具体的な方向を打ち出すことができるかもしれません。たとえば、大阪市営地下鉄の電力を、大阪地域に設置した自前の発電所から供給し、再生可能エネルギーも大幅に受け入れるなどはできないでしょうか。大阪府で停電が起きたときにも、市営地下鉄が最低限の運転ができるように準備されてはいないでしょう。電力供給は関西電力に全面依存しているという理解をしているからです。さらには、自前の発電所を持つだけではまだ不十分で、そこから最低限の電力を送る専用送電線で路線に供給するようにしないと実現は難しいでしょう。各主要駅に分散型電源を設置することも感柄レます。市営地下鉄の民営化が議論されるでしょうが、何かこのようなエネルギーの側面で新しい展開はできないでしょうか。