今日は短い文章で。
欧州の経済危機がまだしばらく続きそうな状況です。財政が安定していると考えられていたドイツが、国債の発行を全額売りさばけなかったのを見ると、これから欧州の再生可能エネルギーの促進策が急速に弱化するのではないかと思われます。すでにスペインは支援を大きく引き下げていますが、これまで強力な支援を行ってきたドイツも、その支援を見直すのではないかと感じました。一方EUはCO2の削減義務を加盟国に課していますので、その狭間に落ち込む再生可能エネルギー、特に風力発電の普及に大きなブレーキがかかるのは必至のように思えます。それに対して日本の反応がどうなるかも気になるところです。