今日午後から奈良県庁前の芝生の多い広場で、平城遷都1300年祭が明日最終日を迎えるにあたっての感謝の会が開催された。連れ合いが招待され、同伴者もOKということで連れて行かれた。冷え込みは厳しかったが、さまざまな行事が野外で行われるには望ましい晴れ。夕方4時半からだったので月も天空に現れてくれた。最初10月8日に大極殿前で行われた記念行事のビデオが1時間弱上映された。すでにニュースで見ていたとはいえ、通してずっと見ると、感慨深いものがあった。特に天皇陛下のお言葉が、自らの系譜にも関連させ、また、韓国、中国と奈良とのつながりに触れられたのは、胸に響くものがあった。この1年間の行事を支えてきた職員の皆さんにも感慨深いものがあっただろう。
7時過ぎまで立ちっぱなし。屋台があって、奈良に関連する食材を使った暖かい料理や飲み物も提供されていたとのだが、やはり寒かった。しかし、昔の衣装を着けた人たちがサーブをしてくれたし、繰り広げられた演しものはそれぞれに楽しく、エンディングにまつぼっくり少年少女合唱団が、遷都記念に作られた公式テーマソング、谷村新司制作のムジカを唱ったときには、自然と一緒に声を合わせていた。
明日も最後の行事があるのにも連れて行かれることになっている。
