効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

平城宮跡と自転車

平城遷都1300年祭の主会場である平城宮跡を訪問する人の数が、予想を大きく上回っていると報じられている。上回ると下回るの差は大きい。奈良の住人としては本当に嬉しいことだ。これまで準備をしてこられた方にとってはこれほどの褒美はないだろう。この間10人ほどのグループで平城宮跡に行ったことはここで書いたが、大極殿の中では感動させられた。
この会場を中心に周遊する人のために準備された自転車が人気を集めているとのことだ。同祭を主催する記念事業協会は、宮跡会場がオープンした4月24日からレンタサイクルを始めた。会場のほか、近鉄西ノ京、大和西大寺、奈良各駅でも返却できるようにし、料金は1日700〜1000円。借りたところに返す必要がないのが評価されている。電動アシストの自転車も準備されているとのことだが、周遊距離を考えると、充電した電気を使ってしまうことはないだろうか。電気がなくなった電動アシスト自転車ほど厄介なものはない。緊急事態に備えて充電できる場所を準備してあるのかしら。
読売新聞が次のように報じている。「奈良市中心部の慢性的な交通渋滞に頭を悩ませる県も着目。会場周辺へのマイカ流入を抑えるため、春季フェア(4月24日〜5月9日)の間、パーク&バスライド用に設けた大和郡山市内の駐車場の利用者に電動アシスト自転車50台を無料で貸し出す社会実験を行い、828人が利用した。実験では、自転車にGPS(全地球測位システム)を取り付け、利用者が通ったルートや訪問先をデータ化。分析の結果、平城宮跡奈良公園奈良市)、法隆寺斑鳩町)など主な観光地のほか、旧道沿いの小さな寺や古墳を巡ったケースが多いこともわかった。アンケートでは、「満足した」が86・7%を占め、42・4%が「予定より多くの観光地を巡ることができた」と回答した。「レンタサイクルは、新たな観光スポットの発掘になる」として、県は今秋にも再びレンタサイクルの社会実験を実施。今年度中に「県自転車利用推進計画」をまとめ、周遊マップや案内板の作製、道の駅やコンビニを活用した休憩所の設置、返却場所の広域化などを推進し、安全で走りやすい環境を整え、「自転車のまち奈良」をPRしていく。」
少し気付くのが遅すぎたような気もするが。