効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

ホンダが面白いエンジン発電機発売

ホンダがエネポEU9iGBという商品名で、家庭用プロパンガスボンベ2本を装填すると2時間発電できるガスエンジン発電機を5月から発売すると発表した。発表文には『「エネポ EU9iGB」は、独自の発電システム「高速多極オルタネーター」を採用した正弦波インバーターの搭載により、パソコンなどの精密機器をはじめ消費電力が900W以下の照明機器や電動工具、調理機器などに対応。さらに、使用場所が屋外に限定される発電機の移動を考慮し、片手で簡単に押し引きできる大型キャスターや折りたたみ式ハンドルを装備しながら、収納・保管性に優れたパッケージデザインとした。また同出力のHondaガソリン発電機に対し、作業時間あたりのCO2排出量を約10%低減している。』とある。スペックを読んでみると、2台を並列に繋いで使うこともできるようで、1.8kW程度まで使えることになる。一台の重量が20キログラムちょっとで、キャスターが付いているから持ち運びにも便利だろう。
これを何に使うかだが、ガソリンエンジンより臭いも少ないはずだから、キャンプなどに需要は多いのではないか。夜店の照明などにも向いているだろう。消費電力が小さければ長時間使えるだろうが、あまり負荷を落とすと発電効率が大きく落ちて燃料が勿体ないかもしれない。家庭用ボンベの値段から見ると、ガソリンよりは高くつくだろう。しかし、安全度はこの方が高いように思える。容量内でも使えない機器があるということだが、電気自動車の充電には無理だろうか。電気自動車の場合、一晩繋いでフル充電になるとよく聞くが、特別の高容量コンセントを使うとは聞かないので、900VAであればいざというときの充電には使えるのではないか。それが一台10万円超で手にはいるのを高いと見るかどうか。
昨日からばたばたしている。大阪市内に住んでいたミュージシャンの三男が、奈良の方が空気と環境が良いとして戻ってきたのだ。昨日は引っ越し荷物と一緒に猫が2匹入居した。猫は家に付くというから、しばらくは部屋に閉じこめて逃げ出さないようにする必要がある。3人になると光熱費と食費が大きくなるだろうな。