効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

我が家の燃料電池が止まった、しかし

昨日の朝、表示器を確認したら、我が家のSOFCの発電が停止していることが分かった。ありゃー、と思ったが、トラブルなら当然出るはずのエラー表示番号が出ていない。そこで表示のボタンを押してみると、ガスメーターの形をしたアイコンが現れた。稼働を始めてからそれほど日数が立っていないので予期していなかったのだが、月に一回は必ず止まるモードが作動したようだ。貯湯槽の温度も下がり始めている。確認のために管理担当にメールを打った。返事はこちらの予想通りだった。設定では27日経過すると止まるようになっている。その理由は、ガスメーターが常にガスの流れを監視していて、30日間一日もガスの流れが止まることがなければ、ガス漏れが起きている可能性があるとしてガスを止めるようになっているからだ。これは安全のためになされていることだから、燃料電池はできるだけ止めない方が良いのだが、このルールを破ることはできないのだ。
今朝確認したらすでに発電は開始されていた。別に遠隔から操作しているのではなく、複雑なスタートアップを自分で制御してセルの温度を上げ、発電を始めてくれたのだ。前のPEFCは初期トラブルでもっと早く止まってしまったので、少し心配したのだが、まずまず良かった。この順調さが継続して一年間トラブルなしに動くとすれば、その実績を欧米の友人たちに吹聴してやろう。これだけ多くのユニットを実証試験している国は他にはないからだ。頑張れ。
午後から京都で英国のハイテク開発事業者と日本企業を連携させようと努力している友人とミーティングを済ませてから上京。明日は終日缶詰で会議だ。運動不足になるだろう。