効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

我が家の燃料電池順調稼働中

1月27日に設置され、2月8日から正式に運転を開始した固体酸化物電解質燃料電池SOFC)が約2週間経過して順調に稼働を続けている。実は自分のサイドの理由で、昨日一度停止させてしまった。というのは、家の勝手口の傍に設置してある燃料電池本体から熱回収してお湯を貯める装置まで接続した給湯配管の断熱カバーの直径が前の時のものより太かった。それが原因で、ワイフがビールを取りに外へ出るときに足を引っかける可能性があると苦情をいったのを大阪ガスが受け入れてくれて配管経路を少し変更してくれたのだ。このためには燃料電池を一旦停止しなくてはならない。それが何かのトラブルの原因にならないかと心配したが、ワイフが怪我をするほうが困るので無理を言ったのだ。
昨日の工事の前日夕刻、実証試験担当の大阪からの遠隔操作でSOFCは自動停止した。排熱が出なくなるので、補助役の瞬間式ガス給湯器が活躍してくれる。昨日10時に取り替え作業開始。作業そのものは1時間ほどで済んだ。そこからSOFCを立ち上げるのに、担当者が最終発電開始まで立ち会うのかなと思ったら、そうではなかった。2時頃には発電開始するでしょうからといって次の現場に出かけるという。聞くと、この間の立ち上げ作業で確認してあるので大丈夫とのこと。言われたとおり2時過ぎに発電が開始された。表示器で点滅していた信号が発電に切り替わり、すぐに排熱回収も始まった。昨年春まで固体電解質燃料電池PEFCを設置して実証試験したときには、10日ほどで小さなトラブルが発生してストップしたから、今回もと思っていたのだが、一つの山を越えたような感じだ。実証試験だからトラブルは覚悟しているが、できればノートラブルの記録を作ってほしいものだ。