効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

台風一過

大学へ出かける可能性もあると思ってセットした目覚ましで起床して外を眺めたら、雨は降っているが風は強くない。そこでインターネットの警報情報を検索したら、奈良は暴風警報は解除されていた。ところが大学のある兵庫県はまだ解除されていない。その情報は6時50分時点のもの。大学の事務局はまだ人が来ていないから授業の有無を確認のしようがない。しかし、もう台風は関東に向かっているので、兵庫の警報が解除されるのは時間の問題だと判断し、朝食をかきこんで出かけた。近鉄は特急が止まっているだけでほぼダイヤ通り。大阪駅からの福知山線も自分の乗る電車だけオンタイムで走っていた。大学へ着いて確かめたら、警報が9時に解除されたので、3限目から授業があることになっていた。自分の担当は2限と3限だから、誰もいない教室で静かに仕事ができたのは有難かったが、これならもう少し長く寝床にいたかったなという思いもあった。
昨日も風力発電との関わりを書いたが、どこの風車も大丈夫だっただろうか。もう一つ気になるのは屋根に設置されている太陽光発電だ。地震には案外強いし、屋根の補強になっているとも聞く。しかし、屋根一体型の場合ならまだましだろうが、屋根の上に新たに取り付けたときにはどうしてもパネルの下に隙間ができる。そこへ風が入り込むだけでもパネル自体がたわむことになって、ユニットにひびが入ったり、配線の具合が悪くならないだろうか。また、メガソーラーのように野っぱらに斜めに取り付けたユニットは風をまともに受ける。それは当然設計条件として組み込まれているだろうが、これも風力発電と同じで予想以上の風圧がかかることもあるだろう。さらには、全体としては作動しているが部分的に損傷を起こすこともあるはずだ。通常の屋根設置の場合、発電していないわけではないから気づかずに出力低下のままに放置されることも起こるだろう。かなり太陽光発電は普及してきたから、このようなトラブル対策についてもっと情報提供が必要ではないかとあらためて思った。