効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

若者の飛躍

今日は昼過ぎにワイフをちょっと離れた小学校まで車で送り届けた。そこでユニセフについて6年生に話をすることになっていたからだ。電車とバスを乗り継ぐとべらぼうな時間がかかる。たまたま時間があったので小学校で降ろしてからすぐ引き返し、大阪まで出かけた。ロサンゼルスにある日系人が作っている関西倶楽部が関西活性化を支援する意味で継続している関西の大学に学ぶ学生を2週間研修に招待するプログラムの締めくくりの会合があるからだ。3人選抜されて研修を済ませて帰ってきた若者の研修報告会だ。自分も大阪での選考委員を承っているが、今年は仕事の関係で面接には立ち会えなかった。それだけに余計楽しみにして午後6時からの会合に駆けつけた。
3人の報告は見事だった。15分しかない中で研修で自分が得たものをうまく取りまとめていた。その後のパネル討議に自分も参画したが、ロサンゼルスに住んだことがないだけにあまり良い貢献はできなかったように思う。その後近くで懇親会があったので、それにも参加した。25人ほどの人だから席に座ってしまうと動き回ることが難しい。幸い前に座った学生が良い話し相手になってくれた。商学部の学生だったから財務諸表を読めるように勉強することを勧め、自分が一員である異業種勉強会が40年以上続いていることを自慢したりしていい気分になった。
関西に海外から訪れる人の数が目標をはるかに下回っている現状も話題となった。集客に必要な魅力ある種を作れないのがなぜなのか。あまりに行政依存が大きすぎるからだが、大学と企業が連係して新しいアイデアを生み出せないかなども参加者の声として提案されていた。3人も今回の研修で、ロサンゼルスの大学が地域と密接な関係を形成していることを報告していたのも印象深いものだった。日本では大学の敷居はまだ高い存在なのかもしれないが、変化しつつあると思う。ただ大学と企業の連携が関西ではまだ弱いのかもしれに。本社機構の多くが東京に移ってしまったのが要因の一つになっていると思う。関西のエネルギーをもっと高めるにはどうするか、大きな課題を改めて考えた日だった。