効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

MD会合宿

今日は1967年以来続いている異業種交流勉強会の夏の合宿。始まった頃若手だったものも皆シニア。悠々自適の年代だが、何か社会とのつながりをもつ仕事なりボランティアなりをしている人が殆どだ。若手も少しずつ入会しているが、人数をあまり増やさないようにしている。もともと大阪在住の企業人の勉強会だったが、東京に戻る人も多く、東京にも分科会ができた。この勉強会は、昨年も書いたと思うが、Mutual Development相互啓発を意味するMD会と名付けられ、今日は東京MD会と大阪MD会の合同合宿。東京と大阪の中間で開くようにしていて、今回は東京グループが場所を準備する番で、掛川にあるヤマハリゾートつま恋でということになった。午後2時前から2つのテーマが発表されて議論。今回の参加は18人、東京・大阪でちょうど半々。テーマの最初は、カリフォルニアに移住していた宮武東洋という写真家が密かに撮った日本人移民の収容所写真を紹介しながら米国移民の意味合いを論じるもの。次は、バチカンを取り上げながら最後の審判の絵をキリスト教を背景にして説明するものだった。いままで殆ど知らなかったことを教えて貰った。MD会はこれが真骨頂。それぞれに好奇心を持った人が収集した知識を披露して貰う場だから、自分が知らない世界、足らない世界を教えて貰う場になっている。
つま恋の施設を見るとどうしてもエネルギー効率の観点から見てしまう。この施設ができて何年か分からないが、エネルギー消費を削減にそれほど費用をかけなくてもできるところが幾らでもあるようだ。LED照明のコストも下がってきたし、窓の断熱コストも下がっているのだから、一斉にエネルギー診断をすれば、1〜2年で回収できる施策が出せるような気がする。何かの取り組みを始めておられるとは思うが、案外気がつかないところに鍵がありそうだ。