このところ多少疲れ気味だったが、なんとか朝少し早めに起きて、大阪南港にあるインテックス大阪まで出かけた。1時間半ほどかかったろうか。関西電力、大阪ガス、NTT西3社の幹部が各社それぞれ行っているスマートコミュニティー実証プロジェクトの紹介をするので、今後のエネルギー市場の動向を知る助けになると思ってのことだ。この主の講演会がまとまって開催されるのは大阪では珍しいから機会を逃したくなかった。
10時半からの講演。千人近くではないかと思われる聴衆の数に驚いた。あまり集まりは良くないだろうと予想していたのだが、主催者側としても大成功で満足だろう。関西電力は変動する自然エネルギーの制御に分散型電源を利用するのについて前向きな話だったが、3年前だったらこれほど積極的で具体的な話は聞けなかったろう。大阪ガスは地域のエネルギー供給の最適化制御を自社保有の設備を中心にしたシステムを紹介した。これも規制緩和が進んだことで実現できたことも多いという印象だ。NTT西の話は、通信が地域の動きにどのような影響を与えるかが中心だったが、熊本の実証プロジェクトの内容が少なからず抽象的で分かりにくかった。
これも沢山の人が集まっている展示をさっと見て帰ってきて、急いで歯科医のところへ。昨日義歯を入れたのが舌と触れて痛みが激しくなったからだ。この痛みがなければもう少し展示をゆっくり見られたのに。
