効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

子どもの遊び

昨日夕方、雷雨が過ぎ去って日が射してきたので散歩に出かけた。お隣の奥さんがお向かいの奥さんと立ち話をしているのにちょっと加わって後、昔からの村の方に向かって歩いた。小学生年齢の子どもたちが数人、道路上にはいつくばって何かしている。近づいてみると色チョークでせっせと絵を描いているのだった。このご近所では初めて見る光景だ。小学校の規則では禁止されていることらしいが、そんなことは全く制約にはなっていないようだ。自分の昔を思い出させてくれた。一人の女の子が絵を描く手を止めてこちらに視線を向け、にこっと笑いかけてくれた。上手だねというと、ちょっとはにかんで、すぐまた絵に戻った。
昔、家の近くの道路は舗装されていなかったから、釘で線を描いて囲みを作り、瓦のかけらを投げて陣取りをし、線を踏まないように片足で跳んだり、両足をつけたりのケンパという遊びをしたものだった。釘差しで線を延ばして相手を囲い込む陣地取りもあった。電信柱を基地にしての鬼ごっこ、コマ回しで回っている間だけ走れる距離を競うなどもよくやった。そこへ拍子木を鳴らして紙芝居やさんが来ると、遊びは全部放り出した子どもが集まって、小遣いで買った素昆布や飴をなめながら、物語に胸を躍らせたことも思い出す。
このような子どもの世界はもう戻ってこないのだろうか。