奈良県が若草山にモノレールを造って観光客誘致を図ろうとするのに反対の意見をこの日記で書いたことがある。今日の奈良新聞で、この計画を検討する委員会のメンバーの大部分が反対し、この計画は実現の可能性がほぼなくなったと報じられている。代わりにバスの利用も提案されているが、4メートルほどの未舗装の道路らしく、これも実現には困難が伴うようだ。ここにいま商品化されつつある三輪電気自動車のようなものが利用できないだろうか。そして、いま自動車メーカーが開発中の自動運転とし、簡易舗装で文化遺産のイメージを壊さないようにして、その道路に通信線を巡らせて、自動的に一周できるようにする。一周を終えたバスは充電してまた出発する。利用客が多いのなら、屋根のないオープン型電気バスでも良い。雨の日は運行停止。高齢社会となって昔なら足で上がった若草山も、このような補助策がなければ楽しんで貰えなくなることは分かるので、モノレールに代わるアイデアとして電動車両を考えられないだろうか。
