効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

モビリティー論議

今朝は5時起きで京都を経て東京へ向かう。あるコンサル企業が主催した、将来のモビリティーのありかたを多様な企業から来た人が集まって議論するワークショップに招かれて参加するためだ。当初7〜8人でやる予定が、テーマの面白さからだろうが多めに予定していた人がほとんど全部参加することになったため12〜3人が意見表明をすることになった。モビリティーだから主流は車の議論となったが、モビリティーとエネルギー効率向上との関係についても車を離れて話された。
電気自動車の実用化が、従来の車愛好者にどのように受け止められるかも語られたが、車の専門家は、電気自動車は結局バッテリーの重さを運ぶことになるのは車本来の役割と違うという意識を持っているのにも面白かった。車の開発担当はどうしても従来の走行距離を持つ車を車と認識しているからだろう。しかし、走行距離によって車の使い方が変わるはずだから、バッテリーを軽くしながらいかに実用的に問題のない距離を走れる車を作るかを考えれば、開発の方針も変わるだろう。
このワークショップで興味を惹いたのは、議論を聞いている人がパソコンや携帯から自分の意見を打ち込むのが会場に準備された縦長スクリーンに表示されるシステムが採用されていることだった。いろいろなコメントが次々流れ出るのを見ると、自分の意見がどのように受け止められているかも分かって面白かった。感想を後からまとめる形では、すぐに見ることができない。このようなパネル討議の時にはこのような方式が普及するかもしれないなと思った。作業効率を大きく上げることになるだろう。どのようなシステムなのか教えて貰おう。
行きも帰りも新幹線N700系車両。無線LANを十分に使わせて貰った。もっとN700系の編成が増えてほしいものだ。今日は金曜日で席が早くなくなる日だが、早めに並んでN700系の自由席で窓際に座れたので、電源の心配もなかったのは有難かった。