効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

蓄電池の技術開発

ワイフと一緒に上京。明日開催されるエイモリー・ロビンスを囲んだセミナーに出席するためだ。今日は晴れているので富士山がよく見える側の席を予約しようとしたが2人で並ぶ席は全くない。結局海側に座ることになり、富士山は見えなかった。東京を往復しても富士山を見ることができるのは滅多にない。反対側の席に座れても、雲が少しかかっていたから無理だっただろう。
自動車用の蓄電池技術に大きな進展があったようだ。NECが電気自動車(EV)やハイブリッド車に使うリチウムイオン電池の蓄電容量を、従来より3割以上高める新技術を開発したと報じられている。現在、市販されているEVが1回の充電で走れる距離は200キロメートル程度。この電池を使えば東京―長野市にほぼ相当する約260キロメートルへ3割延ばせる。しかも、寿命とコストはあまり上がらないようだ。2年以内の実用化を目指すという。この距離まで走れるとすれば、まー安心できるかもしれない。これで蓄電池メーカーの開発競争にまた火がつくだろう。長距離走れるようにするのはリチウムイオン電池では無理ではないかと思っていたが、そうでもなさそうだ。もう一つの大きな課題は充電速度の向上だが、案外その実現は早いかもしれない。