効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

甲子園で試験点灯

3月3日の新聞に、改装が行われている甲子園でナイター設備の試験点灯が行われたと報じられていた。以前にこの改装で、名物の銀傘も更新されると知って、そこに太陽光発電設備を付けたらと書いたら、その方向で計画ができているということで嬉しく思ったことがある。
改装そのものはほとんど終了していて春の高校野球で最初に使われるとのことだ。この時にはナイター設備が使われることはまだ少ないだろう。しかし、スコアボードを始めとしての表示機器や通常の照明には、効率の高い、そして最新の技術を使ったものが設置されているのではないだろうか。このような新設備の利用によって、そして太陽光発電設備の稼働によって、以前の甲子園球場が消費していたエネルギーがどの程度削減され、CO2の排出量がどれだけ削減されたかなどのデータを是非公開してほしいものだ。
ナイター設備についても、おそらく以前とは違う新技術が使われているだろう。また照度の管理もセンサーなどを使ったきめ細かいことが行われているのではないかなどと考えている。環境ということで見れば、多数の観客が残していくゴミの処理について何か良い方法が採用されていないだろうか。環境が重視される現在、改装というのは環境対応を組み込む絶好の機会となる。同種の他施設にも参考となるはずだから、設計思想も発表してほしいと思う。
さらに、改修前に球場正面を覆っていたツタを取り除いて、全国各地の高校に苗木として育てて貰っていると聞いた。これがどのような形で復活するのかも知りたい。ここしばらくこの球場を訪れたことがないが、今年中には一度足を運びたいものだ。阪神タイガースが元気だと奈良から出かけるエネルギーが出るのだが。