効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

アムステルダムへ出発

朝5時起きで身支度して大阪(伊丹)空港へ。奈良からは伊丹も関空も同じような時間がかかるが、伊丹へは空港バスを使うために渋滞も考えると早めにでないといつも不安だ。家から電車の駅までタクシーを使ったが前日に予約していた車がこない。外に出たら遠くで家を探していた。このあたりに慣れていない運転手だったようだ。予約すると車が来るまでいつも不安になる。
上本町からの空港バスはほぼ満席。この時間帯にはバスが多く出ているのは、旅客の動きが集中しているのだろう。昨年9月以来の海外。昨日パスポートをしまっていた場所を忘れて慌ててしまった。予め搭乗券は発行されずにeチケットというシステムに代わったので、搭乗券を手にするまで何となく不安。JALにチェックインしてからおにぎりで朝食。
JALのラウンジが使えた。パソコンを使える部屋が新しく準備されていたが、個別の書斎風になっていて隣の人との干渉がなく快適。航空会社もサービス充実に大変だなと思う。
8児25分発で成田へ。天候が良く、幸いにも雪をかぶって真っ白な富士山を上から見ることができた。
アムステルダムでは、自分が日本窓口をしている英国のデルタ・エネルギー&エンバイロンメント社(www.delta-ee.com)が主宰するMicro-CHP(マイクロ・コンバインド・ヒート・アンド・パワー、マイクロコージェネレーション)に関する50人ほどの会合があるからだ。欧州には総合熱効率の高いコージェネレーション再生可能エネルギーと同じ扱いにして電力会社に余剰分を売ることができる国もある。米国もこの方向に向かいそうだ。この条件は地球環境対応の強化に向けてさらに拡大するだろう。この動きについて日本だけが蚊帳の外。今後の動向と、欧州での機器開発・商品化の状況を聞いてみたい。参加者には電力会社の他に、ボイラーメーカーが多い。小型のコージェネレーションはボイラーの一種と見られていることを裏付けている。
成田についてアムステルダム行きまで2時間以上あるのでサービスのビールをいただきながらJALのラウンジでくつろいでいる。これからの12時間は高齢期に入った身にどれほどこたえるか人体実験となるだろう。今回初めてユーロをお金として使うことになる。円が高いのは有難い。しかし英国へ移動すると、厳しい入国管理はないのにポンドに替えなくてはならないのは不便だ。ま、それも経験。行ってきます。