効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

オランダ到着

スキポール空港へ定時16時前に到着。空港は以前に知っているものと大きく変わっていた。案内表示が不親切で、両替の場所やホテルへのシャットルバスの切符を買う場所を探すのに手間取った。ただ全部英語で話が通じるので気は楽。
空港から15分ほどのホテルオークラ。もう会社勤めをしていないものにとって普通なら選択肢に入らない5つ星高級ホテルだが、会議がここで開かれるし、日本から来る人がここに泊まるので、やむをえずここに泊まることにしたのだが、周辺に安い飲食店などが見あたらないようなので、さらにコストが上がることを覚悟した。高級ホテルなのだが部屋はいままで泊まったところの内で一番使い勝手が悪い。全てが電子制御になっているのは良いとしても、部屋に一つも時計がない。枕元に照明などの制御をする端末が置いてあるが、そこにも時間は表示されていない。そこから目覚ましをセットするのだが、果たしてきちんと動いてくれるかどうか全く分からない。今朝はどうも作動しなかったようだ。また折角閉めておいたカーテンが、ちょっと部屋を出て戻ると元に戻っていて、さらにこの端末を使って閉めなくてはならない。一般の人にとってこの機能を使いこなすのは難しいだろう。自動化を押しつけているとしか言えない。部屋の温度設定も一筋縄ではいかない。次回には絶対に泊まらないだろう。インターネット接続も1時間に5ユーロ、24時間だと15ユーロもかかる。ロビーの無線LANを利用するともっと高い。
テレビのニュースを見ていたら英国が豪雪で全土の機能が泊まっているようだ。ヒースロー空港も昨日閉鎖されていたようだから、ロンドン経由で来なくて良かった。今回の会議の運営をする人たちはスコットランドから来るから無事に到着しただろうか。朝外を歩いてコンビニのようなものがないか探してみたがパンやさんくらいしかない。オランダ名物のヘリングを売っているお店があったが、それだけ食べるのも魅力がない。小雨だったので早々に散歩を切り上げた。
オランダは天然ガスをエネルギーとして最初に利用し始めたところだ。クローニンゲンのガス田が最初に開発されている。ただ、この国は自前の天然ガスは極力使わないようにして長期的なエネルギー安全保障を考えているのは流石だ。ここのガス事業は、日本の家庭用ガスエンジン・コージェネに高い関心を持っている。何か日本との間にビジネスが成立しないものかと考えているのだが。日本で販売が始まる燃料電池についても関心はあるようだが、日本自体が国内対応でしばらくは手一杯だろうから、当面は展開の方向を見守るというのが現状だろう。
ホテルと、自分の部屋から見た景色の写真を紹介。