効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

12キロワット風車の起動

鳥取から帰宅。昨晩が遅かったので朝7時に見たかったNHKのテレビを見損なった。Eスター社のスターリングエンジンを開発中の赤沢社長が登場するということを聞いたので、是非にと思ったのだが、目が覚めたら8時。残念。誰かビデオ録画をしていないかしら。
特急はくとに乗る前に案内所で蟹を売っているところはないか聞いたら、駅内にはなくて駅前市場を紹介してくれた。そこで昨日おいしかった小型の蟹を弟の家族用も含めて買い込んで持ち帰った。奈良に向かう電車を途中下車して、改札口まで来て貰った弟に手渡す。生だから今日中に食べないといけないが、調理に失敗しないようにしなければ。
日経の夕刊にエネルギー三国志という欄がある。そこで以前にここで紹介したことのある羽に螺旋が刻まれたパイプ型で、それを回してやることで圧力差を作って風車の回転を促進する構造の小型風車の商品第一号が秋田県大潟村に設置され、14日に起動式が行われたと紹介されている。開発の苦労話も紹介されていて、NASAの巨大風洞を使って風速50メートルにも耐えることを実証したと言うことだ。そこまでするのを支える資金をどこで調達したのだろうか。NEDOの開発資金だけでは営業までなかなかもっていけないだろう。従業員十数人のMECARO(メカロ)という小企業だけに、これをきっかけに設置数が増えてほしいものだと思う。米国では新しく導入された法律で、このクラスの小型風力発電機にも補助が出るようになったが、日本はまだ大型志向でこれには補助金が出ない。その中での実設置だから、秋田県の企業だから地元からの後押しもあったのだろう。これからが本番として頑張ってほしいものだ。この会社のホームページに出ている写真を拝借して、回転の原理と実物写真を紹介する。弱い風でも回ると言うから、実績が出たら公表してほしい。それが納得できたら一度現場へ行ってみたいものだ。