効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

秋の実感

朝から秋晴れ。絶好のテニス日和だったが、昨日の急な冷え込みに身体が負けて少し風邪気味なために、テニスを実際にするのは諦めて、コートの近くにあるスーパーまで歩いて買い物に行くことで、多少の健康管理をすることにした。片道20分くらいだから往復すると5千歩を超えるくらいにはなる。
前にここを歩いたときがちょうど稲の取り入れ時期だったので、その印象を書いたことがある。季節の変化を感じるのには良い散歩道だ。午後早くの太陽を受けて、田んぼが緑に映えている。稲刈りが終わった後、その株から新しい稲が葉っぱを出しているのだ。これにまた米が実るのかなと思いながら歩いていると、田んぼのほんの一角に稲穂がついた数株が見えた。前からの残りではなく、お百姓さんが意図的に育てたものだろう。収穫しても僅かな量のお米にしかならないので、そのまま放っておくのかななどと思って写真を撮ってみた。このあたりの農業用水のため池があって、水鳥が幾羽も泳いでいた。その軌跡が面白いし、水面への景色の写りこみも面白かったので写真にしたが、鳥が一番上に小さくしか出ていない。雰囲気は出ているだろう。
テニスコートへは顔だけ出してしばらくプレイを見てから買い物。ずっと前にオーストラリアの長男夫妻から送ってもらったエコバッグを持っていったので、スペースはあると思って牛乳を買ったが、帰りにその重さに気が回らなかったことを思い知らされた。帰り道には今日の新聞報道で、パナソニック三洋電機を買収することになると出ていたことの解釈をしていた。自分の関わりで言えば、三洋電機がいままで手がけてきた燃料電池事業が新日石に移ったのは、自ら燃料電池の開発では先頭に立っているパナソニックにとっては残念なことだろう。しかし、この販売を主体的に取り組むガス会社にとっては、開発事業者の数が一つ減るよりも、まだ暫く開発競争を続けて貰う方が良いと思っているのではないだろうか。