効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

バナナ、稲刈り、原油価格

一日パソコンに向かっていたので気分転換にと思って、近くにある生協のお店へ歩いていきました。片道20分少しですので、往復すると適度な散歩になるのです。夕方でしたので、果たしてこの間売り切れていたバナナが棚に残っているかどうかも確認したいということもありました。毎日食べているものが口に入らないのは寂しいので、この間このお店が開いた直後に出かけて手に入れることができたのです。それも後2本しか残っていません。もし今日売り切れていたら何かの対策を講じないといけません。そう思っていたのですが、お店の棚にはまだ幾つもバナナが残っていました。以前に納豆が店頭からなくなったときには、しばらくその状態が続いたのですが、今回は消費者がすぐにその馬鹿さ加減に気づいたのか、それともお店が無理をして買いそろえたのでしょう。気分が良くなって他のものも幾つか買って重くなった荷物をぶら下げて帰りました。
その途中、田んぼの中を走る小川に沿っている道を歩いて、数日前まで頭を垂れていた稲穂が全部刈り取られているのに気づきました。例年より少し早いのでしょうか。横棒に稻束を分けてぶら下げて乾燥させているものもありましたが、大部分は既に脱穀されていたようで、束ねられた藁だけがあぜ道に綺麗に並べられていました。季節の移り変わりはそれほど大きな変調をきたしてはいないのに少しは安心しました。
散歩から帰ってメールニュース速報を見ると、中東産ドバイ原油のスポット価格がバレル当たり80ドルを切ったと出ていました。まだ100ドルを大幅に超える価格だったときに80ドルを切る可能性があるとここで書いたことがありました。でも、その時にはこんなに早く価格が下落するとは思っていなかったのです。世界経済の動きは激しいものがあります。この価格がこれほど低いままに推移するとも思いませんが、いずれにしろ中東諸国が原油価格の高騰から得ている経済効果が大幅に失われることは確かです。それはまた世界の経済を急速に悪化させる可能性があります。経済がスパイラル状に悪くならないか心配です。