効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

自転車へのコメント

自転車を都市のデザインとして扱えないかと思って書いたものに賛同して下さるコメントを戴きました。自転車は環境にも健康にも優しいという総論には誰でも同意するのですが、現実にはこれを普及させようとするといろいろ障害が多いようです。
以前にここで書いた記憶があるのですが、大阪市の御堂筋で、ある区間だけ通常道路の一部を自転車専用にする試みがされたことがありました。その結果がどうだったのか、何か報道されたのかもしれませんが、情報がありません。現在の自転車通過台数、駐輪数(ほとんど全部が違法となる)、いつも使いたいかどうかのアンケートなど、いつでもできることがなされていないのが不思議でなりません。
自分も自転車に乗っているときと自動車の運転をしているときとでは、自転車に対する評価が変わっていることは認めます。しかし、自転車を自動車からある程度区分して走れるように工夫することが、幅の広い道路でできないのでしょうか。現状であれば、普通の道路を自転車で走るのは命に危険を感じることもありますから、歩道があればどうしてもそちらを選んでしまいます。自分は電車の駅の駐輪場を使っていますが、一日150円を惜しんで、近くのコンビニの前に一日置いてある自転車もあります。
コメントでつり下げ方式の写真を見せて貰いました。これをうまく重ねて、しかも美観を損なわないアイデアがほしいですね。ただ、美観は人によって評価が分かれます。風力発電の羽根が回るのを美しいと思うか、目障りと思うか、人と場所によって変わります。この間見た自転車の列は、皆が苦心して止めていたためでしょう、揃い方がきっちりしていました。このような止め方しかできないようなスペースを作れば、少しは解決に近づけることができるのではないでしょうか。
オランダは自転車王国だと良く言われます。しかし、昔訪問した都市に自転車が沢山路上に止まっているのを見た覚えがありません。何か事情が違うのでしょう。それがどうしてか教えて貰えないでしょうか。何かの譲り合いができているのでしょう。