効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

ピザテンフォーからのコメント

3月29日のブログに、ピザテンフォーの方からコメントをいただきました。"ピザ宅配というと、環境問題からは縁遠いと思われがちですが、私達は紙のピザボックスそのものを、なくす運動を昨年より展開中です。この運動が実を結び、4月1日から「あつエコ宅配」という名前で全国の店舗で実施する運びとなりました。"と書いておられます。
ピザを注文すると平たい紙の箱に入ったのが配達されます。そして、作りたてで熱いために紙の匂いもします。食べた後その紙箱の始末にも手間がかかります。
素晴らしいなと思ったのは、紙箱がごみになるから無くしようという発想だけではないということです。お客さんに本当に美味しいピザを食べて貰うには紙の箱がない方が良いという、飲食業としての戦略的発想で紙箱を廃止して、耐熱皿の上で作ったピザを冷めないように工夫した容器に入れて届けるのだそうです。その結果としてゴミとなる紙箱がなくなって、炭酸ガス排出量をチェーン店全体で見ると680トン以上削減できるそうです。
無理をしているのではなく、商いのレベルを上げながら、結果としてエコビジネスになっているのに感心させられました。このお皿にICタグを付けて、お客さんに次回の注文まで預かって貰えるのなら、固定のお得意さんを増やしながら、前回の注文の記録などを蓄積できるかもしれない。預かって貰えないなら、お皿を回収に行くバイクのガソリンが増えるけれど、それをどのようにして回避できるかも多分工夫しておられるだろう。お皿の使い回しにはお店の手間がかかってコストアップにもなる。どのようにして全体のシステムを構築しておられるのだろうか。
ウエブで見たら、北海道が発祥なので奈良にはまだ出店しておられないようだ。お店が近くに出来たら、注文してみたい。
コメント有り難うございました。