効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

橋下大阪府新知事誕生

橋下新知事が圧倒的な勢いで大阪府民に選ばれた。いま自分は奈良に住んでいるが、実家は東大阪であるだけに遠く離れたところのこととは思えない。まるで自分が投票所に行ったかのような感じで昨日はテレビを眺めていた。まだ開票が始まっていない段階で当選確実が出るなど異例のことだろうが、それで予想されていたよりももっと圧勝比率は高い結果となっていた。大阪を変えるには良いタイミングで知事になったのではないかという気がする。おそらく議会からはいじめられるだろうが、へこたれずに弁護士でつちかった論理で説得してほしい。また、大阪府の労組との話し合いも対立を生み出すかも知れない。どれも簡単な話ではないが、頑張ってほしい。前知事の功績だが、堺にシャープが大工場を作るのは良い足がかりだ。
以前に、校庭の芝生化は難しいと書いたことがあるが、彼のマニフェストの一つだ。難しいことを理解した上で順次進めてほしい。英国人に言わせると、種をまいて水をやって丹念に芝刈りをすれば良いことで簡単だと言うが、日本と英国の気候条件の差をよく知らないといけない。日本と英国のゴルフ場を比較すると芝の種類が違うはずだ。日本、それも夏の暑さがひどい大阪に適した芝、しかも子どもが上を歩いてもすり切れないほど強い芝を見つけるのは容易なことではないと思うが。
大阪府のエネルギーコストがどれくらいか知らないが、それを一割引き下げるのはそれほど難しいことではないだろう。もちろん多少の先行投資をしなければならないが、彼は企業財務管理が分かっていそうだから、数年かけて投資を回収し利益が出るプロジェクトにして進めることを期待したい。無理をしないでエネルギーを効率的に使う方法はそれほどハイテクの話ではないから、やる気になるかどうかで決まる。確か大阪ガスが府内の公営病院で大きくエネルギーコストを削減した事例もあるから、まず府庁舎を対象にエネルギー計測をすることを勧めたい。予算を使わずにやる方法も知恵をしぼれば出てくるかも知れない。
頑張れ。