冷たい雨が降って寒い一日だった。午前中に市役所へ出かけて、電子的に確定申告ができるようにするICカード付きの住基カード（住民基本台帳カード）を貰ってきた。いままで住基カード自体を持っていなかったのだが、パソコンを使って確定申告をすると多少の税控除もあるし、いちいち書類を持って行ったり郵送する必要がないと聞いたので、手続きをした次第。しかしICカードリーダーが3千円ほどするから投資も要る。住基カードも500円必要。
ネットワークで確定申告ができるのは確かに便利だが、初めてのことでもあって不安がないかというと嘘になる。慎重にマニュアルを読んでキー操作をしなくてはならないかと思うと多少憂鬱な感じもする。Eタックスシステムで申告が行われれば、税務署の仕事量は大きく減るだろう。また、ハードコピーで書類を保管することもなくなるので、スペースの節減も大きい。また、税務書類が物理的に移動するために消費されるエネルギーも大きく節減されるだろう。エネルギー効率を上げることができるのは確実だから、ともかくやってみようというのが今の心境だ。初期段階であるだけに、国税庁が準備したプログラムにバグがないとも限らない。うっかりやりかねない間違いを修正するのが簡単にできるだろうか。
今年は家族に入院したものもあるために医療控除だけでも膨大な計算をしなくてはならない。その計算結果だけを入力するのか、それとも領収書の入力もEタックスシステムに頼るのか、まだ分からない。貰ってきたCD-ROMに入っているプログラムを今週中にインストールしてチェックしてみよう。自分自身の消費するエネルギーは増えるかも知れないななどと思ったりもする。
