効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

初詣

ゆっくり起きてお雑煮を食べてお酒を飲んだりしたために、結局近くの御嶽山のお社へ車ででかけたのは夕方の5時過ぎだった。昨年までは春日大社へ出かけたものだが、連れ合いが脚を痛めていて長い参道を歩くのが無理なので近場にしたということだ。遅かったので参拝の人はちらほらという感じだったし、社務所も店じまいをしていて、干支に関係するものを手に入れることはできなかった。おみくじも手で筒を振って出た棒で数字を見て貰うのではなく、100円を入れたらおみくじが出てくる自動販売機から貰ったのは味気ないものだった。二人とも悪いお知らせではなかったが、有り難みは少ない感じになったのは仕方がないとはいえ、もう少し早くでかければ良かった。
今日の日経新聞に、炭酸ガス排出について心配していた数字が出ている。内閣府の分析で、日本の炭酸ガス排出削減ペースが世界的に見て緩やかになっていることが分かったというのだ。1975年以降の国内総生産GDP)あたりの排出量の推移が、米独などと比べて日本の削減ペースが鈍く、80年代後半に入ってからはほぼ横ばいになっている。米独はもともとエネルギーを使いすぎていたからだ、あるいはドイツは石炭の使用が多かったのを少なくする余地があったからだなど、日本を弁護する理由はあるだろうが、削減努力の成果として比較されれば、このような理由は通用しないだろう。75年から04年の間に米独はGDPあたり排出量を半減させていて、ドイツと日本はほぼ同じくらいになっている。内閣府の調査では、削減が頭打ちの先進国は日本だけだというから、今年開催される洞爺湖サミットでよほどの具体的対応策を出さなければ大きな批判を浴びることになるだろう。