効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

鳥へのお年玉

正月の一晩だけ我々と過ごした三男が大阪に帰った。少しお酒の影響が残っているかも知れないので車で駅まで送るのをやめた。彼がバス停に向かって歩いていくのを見送って玄関を入ろうとしたときに、連れ合いが「あれっ」と声を上げてしゃがみこんだ。一面に籾殻が散らばっている。「鳥が来てるんだわ」と彼女は楽しそうに言いながら殻を手でかき集めた。すぐ上に昨年末につけたしめ飾りがある。よく見ると、その飾りにつけてある稲穂がほとんど藁だけになっている。鳥が籾をつついて中身を食べて、殻を下に落としていったのだ。寒い二日間だったが、鳥たちにとって有り難い食事だったろう。なにしろ殆どのお家にはしめ飾りがかかっている。いままででも鳥が来ていたのだろうがこのようなことに気がついたのは初めてだ。単なる飾りとしてプラスチックの稲になっていなくて良かった。
昨日のNHKのテレビ番組で、NASAの映像から南極大陸を覆っている巨大な氷が、崩れるというよりも何キロも横滑りして海に落ち込んでいるのが分かったということを知って、もう人間の手で抑制できないほど地球の温暖化が進んでいるのではないかという気分になった。あるエネルギー専門分野の新聞に再生可能エネルギーの今後について10数回の連載レポートを書くことを頼まれて準備しているが、多少の無理を承知でいろいろなプログラムを展開させることを強調する内容にしようと思う。