効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

2007年最後の日

風が吹きまくる寒い晦日となった。中部空港では多くの便が欠航になったらしい。裏日本は大雪らしいが、雪がないので困っていた関西のスキー場も雪が積もっただろうか。
窓拭きをしようと思っていたが、あまりに寒いので一番汚れが見える窓一カ所だけにした。窓硝子を開けている間も強風が入ってきて困ったくらいで、例年のように全部の窓を一応拭くなどしたら風邪をひいてしまいそうだからだ。その窓の内側にある障子には猫がひっかいて破った傷があるので、これを昨日から張り替えをはじめて今日の午前中には終了できた。糊が乾かない間に手際よく障子紙を貼り付けないといけないので、一度始めたら少なくとも一枚は最後まで休まずに作業しなくてはならない。ま、すっきりさせることができた達成感で一年を終わることができたと言えるかも知れない。その達成感が残っている間にと思って車の汚れを落としてやる。昨日の風呂の残り湯がまだ温かかったので、それほど寒くは感じなかったのは有り難かった。これで新年を迎える準備ができたとしよう。
2−3日前の新聞に原子力発電に関して気になる記事があったのをメモ代わりに書いておくことにする。原子炉中心部の金属構造物は強い放射線を浴びて次第にもろくなる。その程度をチェックするために金属材料の試験片が炉心辺りに入れてあって、定期的に取り出して変化を調べるのだそうだ。取り出した材料は元に戻さないので、テストピースは原子炉の耐用年数分だけの数が入れてあるとのこと。原子炉の寿命は30年ほどを想定していたのだが、新設が難しいために既存のものをもっと長く使おうとしている。ところが、稼働を延長するとこのテストピースが無くなってしまうものが出てくるという。そうすると炉壁などの金属がどのように変化するかを確認できなくなる。今までの変化を延長して予測するというには、こと安全に関係するだけに認めにくいだろう。どうするのだろうか。
来年も原子力発電についてはいろいろな議論が行われるだろう。いま動いているものは何とか安定した運転を続けてほしいものだ。