効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

学生のビジネス・コンペ

今日は関西学院大学総合政策学部が行っているビジネスプラン・コンテストの中間コンサルが行われるのにアドバイザーの一人として参加した。同学部の学生が、今年のテーマが「潜在日流 〜“made in Japan”を世界へ〜」であるのに沿って、新規ビジネスの計画を数年間の収支や資金計画までも含めて提案したものを、企業経験のあるものが最終案を出す前にアドバイスをして実効のある計画になるようにするものだ。アドバイザーは自分も含めて3人。6つの計画が提出され、それぞれ持ち時間20分の中でプレゼンを行い、その後我々が20分間アドバイスをする。提案内容はそれぞれに方向が異なるため、6つの検討を終わるとこちらもへばへばになってしまった。しかし、なるほどというものも多く、勉強させて貰ったという感じが強い。
提案内容は11月初旬の本番までオープンにしない方がフェアーであろう。中にはすぐに事業化できそうなものもあるが、どうしても資金繰りなどの点になると詰めの甘さが出てくる。アイデア提案だからそこまで考えなくても良いのかもしれないが、このような機会に、アイデアを本当に利益が出て永続性のある事業にするにはどうするかを考えてみるのは良い勉強になるだろう。アイデアが抽象的で、それを顧客にどのようにして売り込むかまで考えられていないものもある。説明の上手下手もあって、資金提供者にどのように納得させるかの重要性が必ずしも分かってはいないものもある。
11月10日に最終のプレゼンテーションが行われて、完成度と実行可能性について審査されて順位が決められるのだが、次回にはどれほど洗練されたものになるか楽しみではある。とはいえ、6プロジェクトの最終審査が終わったら今日よりもっと疲れているだろう。体力を付けておかなきゃ。