効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

大飯原発3号機再稼働

関西電力大飯原発3号機(出力118万キロワット)を明日14日に再稼働すると報じられている。日本で6基目の再稼働となる。稼働は2013年9月以来4年半ぶり。関電では既に、高浜原発3、4号機(同県高浜町)が運転中だが、新規制基準下で100万キロワット超の原発が再稼働するのは初めて。4月上旬に営業運転に入る見通しになっている。関電は大飯4号機も5月中旬に再稼働させる計画。大飯3、4号機は昨年5月、原子力規制委員会の安全審査に合格。同11月に福井県の西川一誠知事が再稼働に同意し、地元同意手続きも終えた。関電はこれによって電気料金を値下げして、いま新電力に奪われているユーザーを取り戻そうとするだろう。この3号機は、1991年12月に稼働を開始しているから、これまでに27年。稼働開始後40年で原則廃炉という方針はあるにはあるが、その内に全て無視されて、60年の稼働期間があたりまえになるに違いない。稼働を始めたからには、安全確保に注力して欲しい。