効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

甲子園球場を太陽エネルギー利用モデルに

昨日ここで甲子園球場太陽電池を設置することを提案した。ところが、今日知ったのだが、今年の4月11日に阪神電鉄がこの具体案を発表していた。読売新聞の記事によれば、『今秋から着手する阪神甲子園球場兵庫県西宮市)の大規模改修工事で、内野席を覆う「銀傘」の上に太陽光発電パネルを設置する計画を明らかにした。現在の銀傘は、ネット裏から内野席の中央付近までを覆っており、面積は約5300平方メートル。改修ではアルプス席との境界まで拡張することにしており、面積も最大2割程度広がる見込みだ。計画では、この銀傘の上に太陽光発電パネルを設置し、1時間当たり最大800キロ・ワットの発電を可能にする。また、銀傘に降った雨水は地下に貯蔵して、グラウンドの天然芝への散水に利用。外観のシンボルのツタは工事のために伐採するが、壁面の温度上昇を 防ぐなどの効果もあることから、現在のツタの種子から苗木を育てて再び植樹する。一方、球場外に騒音や光が漏れないよう防音壁などを設けるほか、甲子園名 物の「ジェット風船」が飛散しないような対策も講じる方針だ。』となっている
この記事でも言っているように、甲子園球場がエコ球場に大変化をすることになる。太陽電池は1000キロワットに到達するのではないかと予想していたのだが、かなり近い数字ではある。太陽熱温水器の大型のものを設置することも考えて貰えないだろうか。シャワー用の温水が太陽エネルギーでまかなえると、甲子園球場は太陽エネルギー利用モデルになる。雨水ももとはといえば太陽エネルギーが形を変えたものだ。多少シンボル的になるが、甲子園名物の浜風を受けて回る小型の風力発電があってもおかしくないだろう。
いずれにしろ嬉しい話だ。同じような計画がこのような大規模な屋根を持つところで全国的に具体化することを望んでいる。