効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

高校野球

甲子園で夏の高校野球が始まった。冷房はつけてはいないが、風通しの良いところでテレビを見ていても汗がでてくるのに、球児たちは暑さなど感じないように俊敏な動きをしている。
甲子園球場が改装されると聞いたのを思い出して、日差しが強さが分かる画面が太陽エネルギーの方へ発想を引っ張った。甲子園の内野席には屋根がある。この屋根全体に太陽電池パネルを張って、必ず日中に行われる高校野球で野球場が使う電気エネルギーの一部を太陽エネルギーで賄うのは、さわやかな高校野球を一層さわやかにしてくれるだろう。どこかの太陽電池メーカーが寄付をしてくれるのを期待するのは無理かも知れないが、必要な経費を、甲子園球場に集まる人の入場料に少し上乗せして基金を作るということはできない相談だろうか。
別のアイデアとしては、春、夏の高校野球の期間だけ、甲子園球場で消費される電力の一部にグリーン証書を利用して、風力発電太陽光発電からの電力を充当するというのはどうだろうか。主催新聞社が証書をまず一括購入して、それを入場料の一部として観衆が支払うようにする。あるいは、企業が広報の一環として寄付をしても良い。
太陽電池が設置されるのが一番良いのだが、グリーン証書を使う場合にいつも問題となるのが、この購入費が現在の税制上経費として認められず、寄付扱いになってしまうことだ。自然エネルギーの利用を促進するのは今や最重要の国策なのだから、早く経費として企業にも購入して貰いやすくすることが望まれる。
いまの屋根の広さがいくらか調べて、どのくらいの発電規模が期待できるか計算してみたい。話題性も十分にあるはずだ。