効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

目を覚ました燃料電池

ちょっと休憩していた我が家の燃料電池が稼働を再開した。今朝10時前に大阪ガスの担当者が来て、すぐに手当をしはじめた。とはいえ簡単に済むことではなく、終了報告を貰ったのは3時前だったろうか。手入れが終了しても、燃料電池を立ち上げて順調に発電をしていることを確認するにの1時間ほどはかかるから、全体の作業時間は長くならざるを得ない。
今回我が家で起こった症状は、同じようなタイミングで幾つか起こっているようだ。同じようなタイミングで起こると言うことは、問題点が明確になったと言うことだから、実証試験とすれば良いことだと言える。自分がこのような実証試験を担当していたときに、我々の設備にある症状が起きたのが最初だった。米国のメーカーからは、お前たちの作業手順が悪いからだと非難され、もともとメーカーが負担すべき改修費用を我々が負担すべきであると言われかねない事態になり青くなったことがある。その交渉をせざるを得なくなったまさにそのときに、他のプラントでも同じ症状が次々に出始め、我々の作業ミスではなかったことが証明されたのだが、もしこの発症が他でも起こるのがもう少し遅れていれば、訴訟にも発展したかも知れない。
先ほど台所にある表示装置を見たら、すでに排熱で暖めたお湯が貯まり始めている。このお湯をどのように使うか、夏に入るのでよく考えなくてはならない。燃料電池も、お湯をたくさん使わないシーズンには少なめの発電をするようになるはずだが、それでもお湯は使い切れないだろうと思う。