効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

ユニセフ募金

昨日、日本ユニセフ協会奈良県支部が、興福寺五重塔の近くでアフリカの子どもたちを支援に向けた募金活動をした。連休中に予定していたのを天候が悪くて延期したのだが、今回も天気予報では雨かも知れないと心配させられていた。自分は仕事があって参加できなかったが、何とか雨も降らず無事に終了した。観光客が少なくて募金額も期待ほどにはならなかったようだ。
募金を担当した人の話。
高校生のグループが募金箱にお金を入れてくれたという。その時に一人の学生が小銭入れを開けて一番小さい額の貨幣が100円であることに気づいて、しばらくためらって後にその100円を入れてくれたそうだ。おつりを上げようかと言ったら、いいですと断ってから、「高校生にとっての100円は重みがあることを理解しておいてね」とのコメントを残したそうだ。大体のところは10円であることが多いから、この気持ちはよく理解できる。アフリカの子どものことを考えてとはいえ、100円を入れたのは本当に一つの決心だったのだろう。この生徒にとって、良い意味で後々まで心に残る体験になればと思う。途上国の子どもの支援にとっても、100円は命を救うことのできる単位なのだから。