昼から結婚式に招待されて二人で出かけた。新郎新婦両方ワイフが親しくしていた。しかし、それぞれに異なった分野での交流で、二人が結婚すると聞いたときには驚いた。本人たちも我々が共通の知人だと分かったのは最近のことらしい。新郎は子どものサッカーコーチ、新婦は奈良まつぼっくり少年少女合唱団の指導をしている。共通点は子ども。ワイフの続けているユニセフ活動で両方が結びついている。中学校のサッカー協会が毎年ユニセフに募金をしてくださる。その拠点の中学校が自宅の近くであることから、交流が出来ている中でワイフが親しくなったのが新郎。奈良にユニセフの組織を立ち上げたときに記念演奏をしてくれたのが「まつぼっくり」。昨年に開催した組織の10周年記念行事にも唄ってくれた。元団員でいま音楽学校を出て、団を率いる荒井敦子さんの助手として子どもたちを指導しているのが新婦。
その二人があやめ池の結婚式場でキリスト教会での結婚式とその後の披露宴。参加している方は多士済々。音楽とスポーツの交流会みたいになった。途中の衣装換えで、合唱団の制服とサッカーの制服を着て出てきたのには驚いたし、楽しみもした。子どもたちの合唱もあるし、音楽大学の先生の歌もある。普通の挨拶の羅列ではなかったので、楽しい会合だった。3時半から始まって終わったのが8時半。最後の方では疲れた。会場の演出で、当日撮影したビデオを編集したものを最後に見せてくれたが、自分たちが出てくるのを見るのは何とも妙。
来賓挨拶の中にあったが、いわば趣味で人生を生きようとする二人の新しい人生。幸多かれと祈る。
