効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

はしか

客員をしている関学大から昨日携帯に緊急電話が入った。6月2日から2週間はしかの蔓延を防止するために全学休校となるという報せだった。ちょうど2日(土)に講座を担当していたため、急遽予定表に斜線を入れた。ついに自分の身近にも「はしか」の被害が及んだのかと思うと同時に、2回分の講座が無くなるのをどのように補うのか、ちょうど修士課程の学生6人が今日2日に、テーマを定めてどう取り組むか発表する予定になっていたために、大いに心配になってきた。この時期に方向をうまく示してやらなければ、期末にきっちりした論文を書くための時間が不足するからだ。学期を少し繰り下げて補講をするのかどうか、いずれ指示があると思うが、一回程度の休講には喜ぶかもしれない学生も不安だろう。
自分が小さい頃には、はしかと水疱瘡は幼いときにかかった方が良いとして、かかっている子どもに接触するようにしていたと聞いたことがある。一度本物に感染すると免疫は永久になるはずだが、予防ワクチンでは効果が薄れていくのだろう。現在学生である人たちは、全員ワクチンの接種を受けているはずで、皆安心していただろうに。
これから毎年同じことが繰り返されないように、予防接種制度自体の見直しも必要なのかもしれない。