効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

本当に変な陽気、妖気

今朝は雨。しかし冬の雨ではなく、まるで梅雨時の雨のような感じ。コートを着てバス停まで歩いてすぐバスに乗ると汗が出てきた。大阪ではいつもの御堂筋歩きができないので地下鉄に乗ったらまた汗。
こうなるとみんなが何かがおかしいと感じるだろう。これがすぐに地球温暖化に結びつくという証拠があるわけではないが、エネルギーの使いすぎがこの結果になったのではないかと思わせるのには十分な危機感だ。効エネルギーに加えて、我慢してでもエネルギーを使わないようにという気持ちになるだろうし、このような妖気が続くのも一面では良い教育効果を生むだろう。
今の米国がそうだ。気候変動防止条約の批准を拒否した政府の姿勢とは別に、個人、企業、各州当局が、ある面では日本よりも過激なエネルギー消費抑制、自然エネルギーの取り入れに力を入れ始めている。エイモリー・ロビンスは、Winning the Oil-end-gameという本を出している。これはDOE, DODの支援でできたものだけに、ロッキーマウンテン研究所のホームページから無料でダウンロード出来るはずだ。これは、石油の輸入をゼロにして、国内のエネルギー資源だけで国を維持することが可能だと結論づけている。
日本はいかにエネルギーの効率化を進めても、国内のエネルギー資源は、自然エネルギーしかないのだから、石油、天然ガス依存は永遠に続かざるを得ない。できるのは、化石燃料依存度を減らすために、自然エネルギーと効エネルギーの推進を強化するしかないのだ。これは、安全保障にも関わることでもある。

仕事を終えて帰るときには何とか雨も上がったので、御堂筋を歩いて本町から難波まで30分弱。これができないと体重がすぐ増えるような感じになっているのは、立派なシニアになっている証拠とも言えるだろう。そしてエネルギーを消費しなかったという自己満足も得られる。