効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

自転車と歩道

昨日と一転して寒い。しかし晴天。自転車で駅まで行くのもマフラーと手袋で装備しても寒い。今日は難波から本町まで快適に歩けたが、その途上で見かけたのが歩道に止めてある自転車。これに撤去しますとの札がついている。環境に優しいと評価される自転車が、歩行者に優しくない邪魔者となる矛盾。

御堂筋のように一方通行の車線が複数ある所では、一番端の道路を自転車専用にできないだろうか。昨年だったと思うが、そのような趣旨のテストをしているのを見かけて、沢山の自転車がすいすい走っていたが、テスト結果はどうだったのだろうか。これが実行できないとすれば、自転車が止まれるスペースを車線の歩道寄りに作って、そこ以外に止めた自転車は撤去をするというのはどうだろう。御堂筋は駐車禁止だから、自転車専用の駐車場所を車道の一部に作る余裕は十分あるはずだ。
昨年青山表参道の新しい建築を見に行ったとき、その新しいビルの一階に自転車用無料駐車場があった。

都市のデザインとして作られたというのは、私の思いこみかもしれないが、御堂筋でも堺筋でも、新しいビルには自転車駐車空間を作ることを義務づけることを考えるべきではないか。そして自転車が走れる専用路線を何とか作り出せば、自転車が都市の新しい機能になるだろう。歩道を自転車と人が混在して走るのは危険きわまりない。広い歩道の場合には、自転車優先区画を細長く作れないだろうか。
いま御堂筋を走っている、あるいは駐車している自転車が、何の目的でどの時間帯に利用されているのか調査してみると、都市交通の重要な役割を果たすものとしての位置づけを見直すきっかけにもなるのではないか。