効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

省エネルギー展

昨日の土曜日、インテック大阪で開催されている省エネ展を見に行った。1時間以上かけて行くのは少なからず億劫だったが、日ごろ疑問に思っていたことの説明を受けられて良かった。規模は東京会場に比べればはるかにこじんまりしたものだったのが残念だったが。
関西電力大阪ガスがそれぞれのコーナーでいろいろな訴求をしていた。オール電化とガスのある暮らしのどちらを消費者が選択するか、興味のあるところだ。いまガスの開放型湯沸し機が原因の消費者被害の問題で、ガス業界は向かい風を受けている。使い方への情報提供に不足があったには違いないが、ユーザーにも一定の責任がないとはいえないだろう。一方オール電化には、原発のフル稼働を維持しようとする電力業界の意図が根底にあるだけに、忌避感もないではない。全てに優れているものはないのだが、地域と地球の環境を保全改善するにはという見地を軸にして消費者が判断して行けば、しかるべき方向が出るのだろう。
省エネルギーセンターから翻訳出版させて貰った、エイモリー・ロビンス著の「スモール・イズ・プロフィタブル」も書籍販売コーナーに並んでいて嬉しかった。やや専門書に近いものだが、読んで頂いた方からは、分散型エネルギーの重要性について目を開かれたというコメントをいただいている。第一刷りがどの程度はけたのか分からないが、時間はかかるかもしれないが省エネルギーセンターの出版部に迷惑がかからないようにと願っている。
省エネ展から帰ってから、友人とちょっと一杯が、時間を忘れてまた午前様。
そのせいで一日日記が抜けた。
毎日書くのは骨が折れるので、のんびり書こうと思う。
省エネ展入口、家庭用ガスエンジン発電「エコウイル」、高効率ヒートポンプ給湯器「エコキュート」、太陽電池普及市民活動コーナーの写真を紹介。