効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■レジ袋を紙に

どこのスーパーマーケットでも有料になったレジ袋はプラスチック製(透明のものが多いだろう)だが、イオンはこれを10月から紙製のレジ袋に変更すると発表している。具体的には、全国の総合スーパー「イオン」「イオンスタイル」全店舗 (合計 523店舗)の、衣料、日用品・暮らしの品売場で提供している有料プラスチック製レジ袋を、紙製レジ袋に切り替える。

発表によると、これまでのプラスチック製のものは、小さい袋は3円、大きい袋は5円で、再生プラスチックに植物性のインクを使用している。多分ロゴなどの印刷だろう。それが、FSC認証紙に植物性インクを使っているが、その値段は、小が20円、大が30円と大幅な値上げになっている。四角い手提げ袋で、平たく折りたためる。これまでのプラスチック製のものとは、持ち運び感は大きく変わるだろう。

また、この値段から推察すると、自分の袋を持参する人が大幅に増えることは確かだと思われる。イオンとしても、レジ袋で儲けてはいないだろうから、レジ袋を購入する人が減ったとしても、企業イメージの向上に貢献するとすれば、その影の利益の方が大きくなるかもしれない。年間で約6,600万枚のレジ袋(使い捨てプラスチック約450t 相当)を削減できる見込みだとしている。

ただ、紙製ということは、植物性の繊維でできているから、原料は樹木・草木。これが燃やされると、それに相当する量の樹草木が消滅することになる。それを上回るだけの樹草木を育てなければ、これが燃やされるときに発生する炭酸ガスを吸収できなくなる。繰り返し使用すると、プラスチック製のものよりも耐久性は小さいかもしれない。

これにイオンはどのように対応するのかが知りたいところだ。来訪客が袋を持参することを奨励する目的かも知れない。

自分は布製の折りたためる袋を持ち歩いているのだが。

 

 

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