効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■猛暑日とプラスチック

快晴。テニスをしようかと思ったが、少し手間のかかることを済ましたら時間がなくなり、テニスコートまで歩くだけのすることにした。これが正解だった。外を歩くと猛烈に暑い。日陰はそれほどに感じないが、太陽の直射を受けると目まいがするほど暑くなる。小川の堤を歩いていて、綺麗な水の中にもプラスチックの袋が浮かんでいる。前からそうだったのだろうが、自分の関心が不足していたために気づかなかっただけだろうが、改めてプラスチックの処理方法を考える必要があると教えられた。

当初、ストローが問題になったが、これはシンボルみたいなもので、プラスチック全体の使い方、処理の仕方の検討にまで対応策が拡がらなければ、問題の解決は難しいと思っていたが、多彩な取り組みが始まっている。

ワタミが販売する弁当のプラスチック容器をリサイクルする取り組みを始めた。バイオマス素材を含んだプラスチック弁当容器を営業所が回収し、中間処理した上で炭化水素油、コークス、コークス炉ガスを取り出す。そして、回収した油を使い、再び弁当容器にする予定だという。

セブン&アイ・ホールディングスは、2030年をめどに、グループでのプラスチック製レジ袋の使用量ゼロを目指すと発表している。全国で約2万900店展開するコンビニエンスストアセブンイレブン」でも、レジ袋の素材を紙などに切り替える。消費者の環境意識の高まりを受けて、同業の中で一歩先に動こうとしている。マーケットがどのように反応するかが成果を決めるだろう。レジ袋は自分も持ち歩いていて、買い物をしてもそれを使うようにはしているが、素材まで変えるまでの動きが出てきたのは大きな進歩だと思う。その紙も、何かの工夫がされていると期待したい。

再利用などの方策について国際的な動きも出てきた。そこで日本がリーダシップをとれるような動きが見えるかもしれない。