効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■ゴミの埋め立て処理

 日経新聞の昨日の記事からの引用だが、東京都では都市の成長と共にごみが急増し、処分場の確保が長年課題となってきた。東京港などを利用して都内に複数の埋め立て地が造られたが、土地が限られる23区ではこれ以上の処分場の新設は困難だ。埋め立てられる量に限りがある中、リサイクルなどによるごみの削減が急務となっている。現在埋め立てているのは中央防波堤外側埋立処分場と新海面処分場の2カ所だ。 燃えるゴミは焼却処分したとしても、燃えない固形ゴミなどはどこかに埋めなければならない。これは大阪も同じで、ゴミの埋め立てで出来た島、夢洲、が、2025年の関西万博会場に利用されることになっている。焼却処分には炭酸ガスが排出されるという問題があるだろうが、植物、動物起源のゴミは、炭酸ガスが再吸収されると考えれば、ある程度は許容されるのかもしれない。 東京湾も大阪湾も、埋め立て処分できる海域が殆どなくなっているのが実情のようだ。東京都では、現在埋め立てているのは中央防波堤外側埋立処分場と新海面処分場の2カ所ということだ。大阪湾には、もう埋め立て余地はなくなっているかもしれない。 東京港内の埋め立ては1927年度に始まり、既に5カ所と中央防波堤の外側の一部で終了した。そのうち5カ所の総埋め立て量は4647万トン。総面積は2.43平方キロメートルで東京ドーム約52個ほどの面積だ。現在埋め立て中の2カ所の面積を加えると合計で7.61平方キロメートルになる。 度重なる埋め立てによって東京都の面積は拡大した。国土地理院によると、東京都の面積は2193.79平方キロメートル(23年4月時点)で30年前と比べおよそ145.03平方キロメートル大きくなった。東京都は東京港の埋め立てにより少しずつ広がっているともいえる。 これを喜ぶ訳には行かない。近いうちに限界が来るのは確実だからだ。限界が来る前に、ゴミのリサイクル・リユースによる処分量を大幅に増やさなくてはならない。それは大阪も同じだろう。 東京で大幅な削減に成功したのは多摩地域。地域の25市1町でつくる東京たま広域資源循環組合は、ごみを「エコセメント」としてリサイクルし18年度からごみの埋め立てゼロを達成している。エコセメントはごみの焼却灰などを主原料とし、石灰石などの材料を加えて作る。都内全域で道路の側溝や縁石、歩道の舗装ブロックなど様々な場所に用いられている。22年度は約10万トンのエコセメントを生産した。 ゴミのリサイクル技術の多様化が求められるだろう。

 

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